エンジニアリング本部 エンジニアリング本部

エンジニアリング本部 エンジニアリング本部
Member
  • 大越 満晴

    大越 満晴

    プラント技術部 
    単体技術課
    (2003年度入社)

  • 田中 康隆

    田中 康隆

    プラント技術部
    熱技術課
    (2011年度入社)

  • 石原 周

    石原 周

    プラント技術部 
    単体技術課
    (2019年度入社)

※所属は取材当時のものです。

今日はエンジニアリング本部プラント技術部で活躍するベテラン、中堅、若手社員の皆さんに集まっていただき、
月島ジェイテクノメンテサービスならではのやりがいや仕事の面白さについて語ってもらいたいと思います。

まず、皆さんそれぞれどんなお仕事内容なのか、教えてください。

社員の写真
大越 満晴

大越

私はプラント技術部の単体技術課で、主にマネジメントを担っています。単体技術課のミッションとしては、親会社である月島機械*の自社製品の整備を行います。上下水道設備内に設置されている脱水機や濃縮機が主な製品で、現場点検や不具合が生じた場合の調査業務、整備計画の立案などが主な業務となっています。
田中 康隆

田中

私が所属する熱技術部は、月島機械*の製品に限定せず、幅広いメーカーの製品を取り扱っていることが、単体技術課との大きな違いですね。私自身は下水処理場の焼却設備の補修工事計画や改良改善提案などを担当しています。メンバーはそれぞれ全国のいくつかの下水処理場を担当していて、メーカーや工事業者などと連携して業務を行っています。
※ 現在は月島JFEアクアソリューション(株)
社員の写真
石原 周

石原

入社4年目なのですが、大越さんをはじめとした先輩方からアドバイスをいただき、業務にあたっています。脱水機の修繕計画の立案や、見積もり、部品の図面作成、また定期的な点検や不具合が発生した場合には、現場へ行って確認し、修繕計画に反映したりしています。
大越 満晴

大越

石原くんは入社した時から真面目な青年だなって思っていた(笑)。今も寡黙に業務に取り組んでいるよね。
石原 周

石原

覚えることも多くて、必死にやっているだけです(笑)。
田中 康隆

田中

計画って、私たちの業務ではとても大切な要素なんです。そのあたり、石原くんも身にしみていると思うけど。計画が甘いと工事に支障が出る。現場で予定通りに進まないわけです。私も若手に指導する年次でもあるので、特にその点には留意して、若手をフォローしています。

普段の仕事で皆さんが心がけていることは何ですか。

田中 康隆

田中

自分自身の担当する下水処理場に関する業務とは別に、現在、若手の指導にも取り組んでいきたいと考えています。そういう意味では、皆さんが自分で考える習慣を身につけてほしいですね。それを促すような接し方を心がけています。
大越 満晴

大越

例えば、どんなアプローチなのかな。
田中 康隆

田中

はい。私に質問してくるときには、まず先に自分の考えを話すよう伝えています。間違っててもいいと。そこを重視しているんです。
大越 満晴

大越

そうだね。その心がけは大切だ。私たち技術屋は、常に機械になぜ?という好奇心を持っていないといけないと思うんです。好奇心や思考すること。例えそこから導かれた結果が間違っていてもいいんですよね。それを繰り返すことで、ステップアップしていくものだから。石原くんもそんな経験しながら、成長してきたよね(笑)
石原 周

石原

確かに自分で考えることはとても重要だと思っています。最初はわからないことばかりで、少しずつ現場を経験して、自分の目で見ながら業務の全体像が把握できるようになってきました。そのとき、疑問があれば自分で答えを見いだして、そのうえで詳しい先輩に質問する。そんなスタンスです。
大越 満晴

大越

専門家集団だからね、当社は。精通している人が本当に多い。このことなら誰に聞けばいい。そんな人脈を作ることが、成長の肝だと思います。
田中 康隆

田中

そのとおりですね。だからこそ、コミュニケーション力が問われることになります。ひとりでできる仕事はないので、チームワークも重要です。より良い環境で働くためにも、コミュニケーション力は必要だと力説しておきたい(笑)
社員の写真 社員の写真 社員の写真

皆さんは、エンジニアとして、どんなところにやりがいを感じていますか。

社員の写真
田中 康隆

田中

大学の同級生と会ったりする機会に、どんな仕事してるの?と聞かれたりすると、みんなの生活を支えているよと答えています(笑)。実際、その自負もあります。
大越

大越

飲み水や家庭などから流す排水に関する業務ですからね。人間の生活になくてはならない。そういう意味では使命感もある。
石原 周

石原

社会インフラに携わっているというのは、やりがいにもつながっています。ですから、自分が立てた計画どおりに修繕が進んで、工事まで無事に終わって、運転が開始されたときは、非常に大きな達成感を覚えます。規模が大きければ大きいほど、手応えも大きいですね。
田中

田中

自分が計画したものが実際にカタチになることは、確かに大きい喜びがありますね。その先に、お客様から感謝の言葉をいただくことができれば、さらに大きなやりがいにつながる。励みになりますね。
大越 満晴

大越

ふたりの想いはよくわかりますね。自分の考えがカタチになる。お客様に貢献できる。確かに、この仕事に携わる人間にしかわからない喜びがありますよね。
田中 康隆

田中

褒められることは、モチベーションにつながりますからね。やる気が高められる。身体にそんなパッションが満ちてくる瞬間も経験しているんです。
石原 周

石原

それはすごいですね。私も、そんな経験してみたいです(笑)
社員の写真

今後のビジョンとこれから入る学生に求めることはどのようなものですか。

社員の写真
田中 康隆

田中

自分自身のキャリアについてはそれほど強い想いはなくて、今後は人を育てることにより一層取り組んでいきたいと思っています。当社にとって、人材を育てることが成長にもつながると考えるからです。
大越 満晴

大越

私自身のビジョンを言えば、現場が好きなので、いつまでも機械に近いところにいたいと思いますね。人材という観点では、当社は今、若手に移行していくプロセスにあると思います。だからこそ、これからの人材に期待することは非常に大きいものがあります。育成は、キーワードですね。
石原 周

石原

私は、自分自身のことで精一杯なのですが、とにかく知識もスキルも今以上に身につける。そのために先輩方からアドバイスをいただきながら、とにかく学んで成長していきたいと考えています。
大越 満晴

大越

石原くんは、自分では今の課題は何だと思っている?
石原 周

石原

そうですね。問題解決力だと思います。不具合を解決するために、元をたどるといった原因調査のスキルはまだまだ不足していると痛感しています。
社員の写真
田中 康隆

田中

石原くんのように、若手が壁にぶつかったときにも、周囲がちゃんとフォローする態勢を作りたいと考えているんです。きつくても、明るく楽しく仕事ができる。そんな空気感の中なら、成長も早いと思うんです。
大越 満晴

大越

そういう意味では、これからは失敗を恐れないような人に入社して欲しいですね。チャレンジできる人ともいえるかな。
田中 康隆

田中

最初は何もわからなくていいんです。業務を通じて専門性を習得できるのだから。
石原 周

石原

後輩としては、好奇心旺盛な人に入社してほしいと思います。それがすべての業務の基本にあると思っているんです。
大越

大越

石原くんも、成長したな(笑)

本日は、お忙しいところ、ありがとうございました。

CLOSE