各家庭からでた汚水(台所、洗濯、風呂、トイレなどの排水)は、下水管を通って下水処理場へと送られます。下水処理場では、水処理設備で活性汚泥法という方法で汚水が処理され、きれいな水となり、自然へとかえされます。ここでは、水処理で沈降した下水汚泥が、この汚泥送泥配管を経て汚泥処理施設に送られていきます。
汚泥は脱水機によりさらに濃縮脱水され(これを脱水ケーキと呼びます)、焼却設備へ移送されます。ここでいちど汚泥を貯留し、焼却炉に送られていきます。
汚泥処理のフローを管理しているのがこの中央監視室です。汚泥の量や焼却炉の温度などがリアルタイムでパネル(CRT)に表示され、24時間体制で監視業務点検にあたっています。異常(警報)が表示されればすぐに現場に点検に赴き、原因究明・解決にのぞみます。