杉江 萌 東日本維持管理第一部
2019年入社 東邦大学理学部生物学科卒 千葉県出身
Q.就職活動で月島ジェイテクノメンテサービスに出会ったきっかけ、また入社の決め手になった理由を教えてください。
就職活動をするなかで、業界すら絞れていなかったのですが、先生に勧められて下水処理場の見学に行きました。ふだん、当たり前のように使っている水ですが、どのように処理するなど考えたこともありませんでした。処理場で働く人々の姿を見て、人の暮らしを支える魅力的な仕事だと感じ、入社を決意しました。
Q.実際に入社してみての感想や、事前のイメージとギャップを感じたことを教えてください。
入社前に施設を見学していたので、事前のイメージと大きなギャップはありませんでした。強いて言えば、私の所属する事業所では、ほとんどの日で定時退社できることくらいでしょうか。うれしいギャップですね。
Q.現在の仕事内容を具体的に教えてください。
下水処理場で水質分析の仕事をしています。下水処理場から放流する水にはさまざまな項目で、法律で定められた基準があって、それを超えないように管理しないといけません。そのため毎日サンプリングを行い、分析をしています。週に一度は汚泥の分析も実施しています。
Q.これまでの仕事の中で、特に印象に残っているエピソードを教えて下さい。
入社して半年後に台風が直撃した日が印象に残っています。記録的な大雨で下水処理場に水を送っているポンプも停電で停止しました。下水処理場の皆さまと協力したことで、住宅地に汚水の被害を出さずに済みました。人の暮らしに貢献する、責任の大きな仕事だと改めて感じました。
Q.人々の暮らしを支えていると実感されるのはどんな時ですか?
ニュースなどで大雨や台風の被害を見たときに、実感します。処理場で働く人々による日々の点検が大雨によるマンホールからの水の噴出を防ぐことに繋がっていると感じるからです。毎日の点検やメンテナンスは地味な作業ですが、人々に安心を届ける重要な仕事です。
Q.月島ジェイテクノメンテサービスとは、社会に対してどのような役割をもつ会社である、または会社であっていきたいと考えますか?
運転管理と補修、設備工事を通して、地球のきれいな海を守り、安心して飲める水を作り、当たり前の日常を守り続けることが役割だと考えています。省エネルギー、下水汚泥を燃料、消化ガス発電などの創エネルギーに対しても、積極的に取り組み、社会に貢献し続ける会社でありたいと思います。
Q.今後、どんな仕事に挑戦してみたいですか?
処理場によって処理方法も流入下水の汚濁量も異なります。多くの処理場を経験して、処理場ごとに適した運転管理を学んでいきたいです。また、分析だけでなく、機械にも触れて、保守にも携わることで、維持管理業務全般をマスターしていきたいと考えています。
Q.学生へのメッセージをお願いします。
世の中には、たくさんの仕事があります。就職活動中に調べてみることをお勧めしたいと思います。そのなかで、上下水道の維持管理に興味をもっていただけたらうれしいです。社会人になると長期休暇が取得しにくいので、学生のうちに海外に行って知見を広げると、今後の人生をより豊かなものにすると思います。
趣味のテニスをしたり、ドライブに行ったり、外に出てリフレッシュすることを心がけています。最近のマイブームは、カフェめぐりです。